をもつ者でもあります

今回、当HPのご住職が『真宗大谷派宗門に対する公開質問状ならびに要望書』で取り上げられていた浅田正作氏の詩文は、やはり私も適切な表現とは思わないので、出版局が出版を見送ることにしたのは致し方ないようにも思います。ただし、浅田氏が「人間の暖かい体温など持ち合わせていない冷血漢に、愛しい妻子を殺された遺族の、悲痛な叫びなど聞こえないのであろう。」と書かれた表現は、(私が先ほど述べたような)法律が遺族に強要することになる「思い」を代弁しようとするあまり、安田弁護士個人の人格に直接攻撃する表現となってしまい、作者の意図とは反することとなってしまったのではないでしょうか?そうだとすれば、私は浅田氏に一定の共感をもつ者でもあります。